古印体とは
古印体は歴史ある書体の一つで、明治時代初期に作成された書体であり、従来の書体よりも偽造しにくい物として開発されました。全体的に丸みを帯びており文字の掠れのような物を意図的に作る事により偽造がしにくい書体となっております。印相体よりも文字が認識しやすく、読み取りやすく偽造がしにくいというオールマイティーな特徴も持ち合わせています。
古印体に最適な印鑑
古印体は様々な用途に使用する事が可能ですが、法的な印鑑ではない認印にあえて使用する必要性は特にありません。実印用途では印相体を用いる事が多いことから偽造がしにくく、実印と書体が同じにならないという利用から銀行印での用途が最適です。尚、認印で古印体を使用すると万が一の盗難や紛失時に銀行印と勘違いされて逆にトラブルに巻き込まれる可能性が増加しやすくなります。