篆書体とは
戦国時代発祥と言われる書体であり、文字の原型を保ちつつも曲線や崩しを多様する事により独特の書体を生み出している伝統ある書体です。印相体に最も近い書体の一つですが、印面全体に広げる印相体とは異なり、ハネを極力無くし文字自体のバランスを保ち、かつ旧字体に近い書体で偽造防止にも役立っています。代表的な使用用途として実印や銀行印は勿論、パスポートの表紙にも使用されています。
篆書体に最適な印鑑
篆書体は独特な書体と文字の認識のしづらさから偽造されにくい書体の一つです。使用用途は実印や銀行印にて非常に人気があり、実印には印相体、銀行印には篆書体と使い分ける事が非常に多くなっています。認印にも勿論使用可能ですが、実印や銀行印にて篆書体を使用している場合は控えた方が良いでしょう。