既成品の実印

店頭や通販で販売されている印鑑には大きく分けて3つの彫刻パターンが存在します。

  • 1.手彫り彫刻
  • 2.機械彫り彫刻
  • 3.既成品

いずれの商品も実印登録は可能ではありますが、既成品の印鑑は注意が必要です。よく見かけるタワー型のディスプレイに彫刻された印鑑が並んでいる物であり、印材や大きさ等は特に問題なく購入してすぐに役所で実印登録も可能です。ただ大きな問題として同じ彫刻文字・彫刻パターンの物が大量に存在する事です。あなたと全く同じ印鑑が大量に存在していますので、悪用する事が驚くほど簡単になっています。あなたの実印を大勢の人が所有していると考えると非常にわかりやすいかと思います。盗難よりも遥かに危険度は高く既成品は実印登録を絶対に行ってはいけない印鑑の一つです。

既成品は認印として使う

既成品の印鑑はあくまでも認印用途として販売されている物で、宅配の受け取りや簡単な書類への捺印等への利用用途しかないと思って差し支えないでしょう。役所等でも販売はされていますが、実印でなくても良い書類に捺印が必要な場合に使う事を前提として販売されています。